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行事予定


メンタルヘルスの集い


オートレース補助事業

メンタルヘルスの集い(第37回日本精神保健会議)が
以下の内容で開催されました。




メンタルヘルスの集い(第37回日本精神保健会議)




オートレース補助事業

メンタルヘルスの集い(第36回日本精神保健会議)が開催されました。

 コロナ禍により昨年に引き続きオンラインでの開催となりましたが、約380名の方からお申し込みを頂き滞りなく終了しました。このフォーラムの内容は「心と社会」188号(令和4年6月発行)に特集として掲載します。
 なお、このフォーラムは令和3年度オートレース公益資金の補助を受けて開催しました。

メンタルヘルスの集い(第36回日本精神保健会議)


競輪補助事業

メンタルヘルスの集い(第35回日本精神保健会議)が開催されました。

 新型コロナウイルス感染防止のため初のオンライン開催となりましたが、約300名の方からお申し込みを頂き滞りなく終了しました。フォーラムの内容は「心と社会」184号(令和3年6月発行)に特集として掲載します。
 なお、このフォーラムは令和2年度競輪公益資金の補助を受けて開催しました。

メンタルヘルスの集い(第35回日本精神保健会議)


競輪補助事業

メンタルヘルスの集い(第34回日本精神保健会議)中止のお知らせ

3月8日(日)に有楽町朝日ホールで開催を予定していたメンタルヘルスの集い(第34回日本精神保健会議)は以下の理由で中止することとなりました。関係各位にはご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。

 (理由)

 現在、新型コロナウイルスによる感染が拡大しています。2月20日に、厚生労働省から、政府としての一律の自粛要請ではないが、感染拡大防止の観点から開催を検討して欲しいというメッセージがありました。
今回のコロナウイルスは感染力が強いこと、高齢者や心臓病・糖尿病・肺疾患などの持病を持つ方が感染すると重症化しやすいということです。メンタルヘルスの集いは、ホール内に多くの方が集まり長時間にわたる集会ですので、感染拡大の危険を否定できません。
参加を予定していた方々や関係各位には申し訳ありませんがご理解ご協力をお願いいたします。

令和2年2月25日 公益財団法人日本精神衛生会

メンタルヘルスの集い(第34回日本精神保健会議)
PDF 1.78MB




競輪補助事業

メンタルヘルスの集い(第33回日本精神保健会議)が開催されました。

平成31年3月2日に多くの方にご参加いただき終了しました。このフォーラムの内容は「心と社会」176号(平成31年6月発行)に掲載します。

なお、このフォーラムは平成30年度競輪公益資金の補助を受けて開催しました。

メンタルヘルスの集い(第33回日本精神保健会議)


メンタルヘルスの集い(第33回日本精神保健会議)
現代のひきこもりとどう関わるか
 
日時

平成31年3月2日(土)10:15~16:00(開場9:45)

会場 有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン11F)
参加費 無料(事前予約不要・先着600名)

 

プログラム
午前の部(10:15~12:30)
特別講演 ネット・ゲーム依存とひきこもり
  中山秀紀

国立病院機構久里浜医療センター精神科医長

映画上映 夜明け前―呉秀三と無名の精神障害者の100年

 

午後の部(13:30~16:00)

フォーラム 現代のひきこもりへの対応と支援を考える
シンポジスト 近藤直司 大正大学心理学部教授
  小田克郎 読売新聞東京本社社会部記者
  山本洋見 KHJ全国ひきこもり家族会連合会理事
NPO法人てくてく代表
  東出香 中部総合精神保健福祉センター地域支援科医長
指定討論 羽藤邦利 東京精神神経科診療所協会理事
  是澤篤志 ひきこもり体験者
コーディネーター 林直樹 帝京大学医学部附属病院精神科教授
  岡本淳子 国際医療福祉大学大学院特任教授
総合司会 池田真理 東京女子医科大学教授

 

○お問い合わせは 公益財団法人日本精神衛生会

電話03(3269)6932 z-seisin@dc4.so-net.ne.jp



競輪補助事業

呉秀三「精神病者私宅監置ノ実況」刊行100周年記念
メンタルヘルスの集い(第32回日本精神保健会議)開催されました。

平成30年3月3日に多くの方にご参加をいただき終了しました。
このフォーラムの内容は「心と社会」172号(平成30年6月発行)に掲載します。

なお、このフォーラムは平成29年度競輪公益資金の補助を受けて開催しました。

メンタルヘルスの集い(第31回日本精神保健会議)

   
メンタルヘルスの集い(第32回日本精神保健会議)
“二重の不幸”から100年 ~わが国の精神医療がたどった道とこれから~
 
日時

平成30年3月3日(土)10:00~16:00(開場9:30)

会場 有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン11F)
参加費 無料(事前予約不要・先着600名)

 

プログラム
午前の部(10:15-12:00)
映画 夜明け前―呉秀三と無名の精神障害者の100年―(予告編上映)
対談 日本の精神科医療における呉秀三先生の業績
  岡田靖雄

青柿舎(精神科医療史資料室)

  橋本 明

愛知県立大学教育福祉学部教授

  紹介 広瀬徹也

公益財団法人日本精神衛生会監事

 

午後の部(13:15-16:00)

フォーラム “二重の不幸”から100年 ~わが国の精神医療がたどった道とこれから~
シンポジスト 樋口輝彦 国立精神・神経医療研究センター名誉理事
日本うつ病センター理事長
  山本輝之 成城大学法学部教授
  田中秀一 読売新聞東京本社調査研究本部主任研究員
  山本深雪 認定NPO法人大阪精神医療人権センター副代表
  柏木一惠 公益社団法人日本精神保健福祉士協会会長
指定討論 平川淳一 一般社団法人東京精神科病院協会会長
  本條義和 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会理事長
コーディネーター 岡夏苅郁子 やきつべの径診療所
  藤井克徳 認定NPO法人日本障害者協議会代表
総合司会 池田真理 東京女子医科大学教授

 

展示会(9:30~18:00 朝日スクエアA)
精神病者私宅監置と日本の精神医療史

 

○お問い合わせは 公益財団法人日本精神衛生会

電話03(3269)6932 z-seisin@dc4.so-net.ne.jp



競輪補助事業

メンタルヘルスの集い(第31回日本精神保健会議)が開催されました

平成29年3月4日に多くの方のご参加をいただき終了しました。
このフォーラムの内容は「心と社会」168号(平成29年6月発行)に掲載します。

なお、このフォーラムは平成28年度競輪公益資金の補助を受けて開催しました。

メンタルヘルスの集い(第31回日本精神保健会議)

メンタルヘルスの集い(第31回日本精神保健会議)
子どもをめぐるみんなの課題 ~虐待の連鎖を断ち切る~
 
日時

平成29年3月4日(土) 10:15-16:00(9:45開場)

会場 有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン11F)
参加費 無料(事前予約不要・先着600名)
プログラム
午前の部(10:15-12:00)
特別講演 子どもの虐待と脳科学
  友田明美 小児科医・脳科学者

福井大学子どものこころの発達研究センター教授

  司会 市川宏伸

公益財団法人日本精神衛生会理事

午後の部(13:15~16:00)

フォーラム 子どもをめぐるみんなの課題 ~虐待の連鎖を断ち切る~
シンポジスト 山下浩 児童精神科医 さいたま市児童相談所
  塩之谷真弓 保健師 愛知県新城保健所健康支援課
  白川美也子 精神科医・臨床心理士 こころとからだ光の花クリニック
  馬渕泰至 弁護士 カリヨン子どもセンター理事
コーディネーター 岡本淳子 臨床心理士 国際医療福祉大学大学院
  林直樹 精神科医 帝京大学医学部附属病院精神科
総合司会 池田真理 東京女子医科大学教授
 
  ○お問い合わせは 公益財団法人日本精神衛生会
    電話03(3269)6932 z-seisin@dc4.so-net.ne.jp


競輪補助事業
メンタルヘルスの集い(第30回日本精神保健会議)が開催されました

平成28年3月5日に多くの方のご参加をいただき終了しました。
このフォーラムの内容は「心と社会」164号(平成28年6月発行)に掲載します。

なお、このフォーラムは平成27年度競輪公益資金の補助を受けて開催しました。

メンタルヘルスの集い(第30回日本精神保健会議)
メンタルヘルスの集い(第30回日本精神保健会議)
精神疾患を持つ人の健康と寿命
~生き生きと暮らし続けるために~
 
日時

平成28年3月5日(土) 10:15-16:00(9:45開場)

会場 有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン11F)
参加費 無料(事前予約不要・先着600名)
プログラム
午前の部(10:15-11:50)
特別講演 危機の時代のこころといのち
  柳田邦夫

ノンフィクション作家・評論家

  司会 小島卓也

大宮厚生病院

午後の部(13:15-16:00)

フォーラム 精神疾患を持つ人の健康と寿命
~生き生きと暮らし続けるために~
シンポジスト 近藤伸介 東京大学医学部附属病院精神神経科
  黒川常治 当事者・ピアカウンセラー
  小笠原勝二 西多摩精神障碍者家族会・西多摩虹の会
  矢口孝子 世田谷区社会福祉事業団 訪問看護ステーション芦花
コーディネーター 林直樹 帝京大学附属病院精神科
  大塚淳子 帝京平成大学健康メディカル学部
総合司会 池田真理 東京大学大学院助教
 
  ○お問い合わせは 公益財団法人日本精神衛生会
    電話03(3269)6932 z-seisin@dc4.so-net.ne.jp


競輪補助事業
メンタルヘルスの集い(第 29回 日本精神保健会議)

平成27年3月7日に多くの方のご参加をいただき終了しました。
このフォーラムの内容は「心と社会」160号(平成27 年6月発行)に掲載します。

なお、このフォーラムは平成26年度競輪公益資金の補助を受けて開催しました。

メンタルヘルスの集い(第29回日本精神保健会議)
メンタルヘルスの集い(第29回日本精神保健会議)
もっと知って下さい!私たちのこと
~発達障害者のニーズと理解~
 
日時

平成27年3月7日(土) 10:15-16:00(9:45開場)

会場 有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン11F)
参加費 無料(事前予約不要・先着600名)
プログラム
午前の部(10:15-11:50)
特別講演 わかったようでわかっていない大人の発達障害
  加藤進昌

公益財団法人神経研究所理事長
昭和大学発達障害医療研究所長

午後の部(13:15-16:00)

フォーラム もっと知って下さい!私たちのこと
~発達障害者のニーズと理解~
提 言 者 渡壁典弘 大学職員・東京大学農学生命科学研究科
  村上由美 言語聴覚士・認定コーチングスペシャリスト®
シンポジスト 石隈利紀 筑波大学副学長・附属学校教育局教育長
  加藤潔 (社福)はるにれの里札幌市発達障害者自立支援センターゆい所長
  堀江まゆみ 白梅学園大学子も学部発達臨床学科教授
コーディネーター 市川宏伸 東京都立小児総合医療センター顧問
総合司会 池田真理 東京大学大学院助教
 
  ○お問い合わせは 公益財団法人日本精神衛生会
    電話03(3269)6932 z-seisin@dc4.so-net.ne.jp


精神保健シンポジウム

 
第78精神保健シンポジウム(沖縄)


テーマ 施政権返還50年―未来への回想
~国による隔離政策を考える~
日時 令和4年7月18日(月・祭)盛会のうちに終了
参加費 無料(シンポジウム資料代800円)
会場 那覇文化芸術劇場なはーと1F小劇場(那覇市久茂地3-26-27)
プログラム ◆映画上映(10:30 入場無料)
「夜明け前のうた 消された沖縄の障害者」
◆シンポジウム(13:15~16:30 資料代800円)
第一部「伊藤時男さんの国賠訴訟に連帯する」
 伊藤時男(長期入院国賠訴訟原告)
 藤井克徳(日本障害者協議会代表)
 司会:小浜日登美(自立生活センターインクルーブ)
第二部「ハンセン病の国賠訴訟に学ぶ」
 金城幸子(元ハンセン病違憲国賠訴訟原告)
 平良仁雄(同上)
 山城紀子(ジャーナリスト)
 沢 知恵(歌手・ハンセン病療養所の音楽研究)
 司会:高橋年男(沖縄県精神保健福祉会連合会)
参加費 無料(シンポジウム資料代800円)
 
主催 公益財団法人日本精神衛生会
 
●お問い合わせは
  公益財団法人日本精神衛生会事務局
  電話&fax 03(3518)9524  z-seisin@dc4.so-net.ne.jp
       

 

 
第77回精神保健シンポジウム(北海道)

テーマ 北海道における精神保健医療福祉の歩み
日時 令和3年10月16日(土)盛会のうちに終了
開催方法 オンライン
参加費 無料
参加者 138人
内容
◆基調講演 北海道における精神保健医療福祉の歩み
講師:
永井順子(北星学園大学社会福祉学部 教授)
座長:
田辺 等(北海学園大学社会福祉学部 教授)
◆シンポジウム
倶知安町における「こころのルネッサンス」活動の実践
 筒井陽子(NPO法人Mimata 施設長)
日高東部地域における精神保健福祉活動の歩み
 伊藤知之(NPO法人セルフサポートセンター浦河 事務局長)
浦河ひがし町診療所の取り組みから
 高田大志(浦河ひがし町診療所 副院長)
入院中心から地域生活中心へ―帯広・十勝地域における実践から
 津田俊彦(帯広ケア・センター 所長)
千歳市における依存症者への治療と支援の現状
 芦澤 健(資生会千歳病院 院長)
北海道と札幌市における精神障害ピアサポーター養成の経験から
 阿部幸弘(こころのリカバリー総合支援センター 理事長)
北海道における精神障害者回復者クラブ活動の歩み
 宮岸真澄(NPO法人精神障害者回復者すみれ会 理事長)
指定発言
 佐々木敏明(北海道医療大学看護福祉学部 客員教授)
シンポジウム司会
 向谷地生良(北海道医療大学看護福祉学部 教授)

総合司会:
橋本菊次郎(北海道医療大学看護福祉学部 准教授))
 
主催 公益財団法人日本精神衛生会
第77回精神保健シンポジウム北海道実行委員会
後援 北海道
札幌市
札幌市精神障害者家族会連合会
北海道精神保健福祉士協会
大会事務局 北海道医療大学先端研究推進センター当事者研究分野
社会福祉法人べてるの家
 
●お問い合わせは
  公益財団法人日本精神衛生会事務局
  電話&fax 03(3518)9524  z-seisin@dc4.so-net.ne.jp
       

 

 
第76回精神保健シンポジウム(さいたま)

テーマ 心の危機 孤立しやすい社会を変えよう
~1人で抱え込まないで~
日時 令和2年11月28日(土)盛会のうちに終了
開催方法 オンライン
参加費 無料
参加者 108名
内容
◆基調講演 統合失調症とは何か?「主体性の障害」とリハビリテーション
講師:
小島卓也(公益財団法人日本精神衛生会理事長)
◆シンポジウム
「つながって生きる」
講師:
岡田久美子(埼玉県精神障害者家族会連合会会長)
稲垣文雄(訪問看護ステーションこころのあい 看護師)
加藤康士(公益社団法人やどかりの里やどかり情報館)
金納美幸(社会福祉法人あげお福祉会)
コーディネーター:
増田一世(公益社団法人やどかりの里理事長)
関口暁雄(済生会鴻巣病院)
 
主催 公益財団法人日本精神衛生会
共催 公益社団法人やどかりの里
埼玉県済生会鴻巣病院
埼玉県精神障害者家族会連合会
埼玉の精神保健福祉を考える会
 
●お問い合わせは
  公益財団法人日本精神衛生会事務局
  電話&fax 03(3518)9524  z-seisin@dc4.so-net.ne.jp
       

 

第75回精神保健シンポジウム(神戸)

テーマ 映画「夜明け前」から私たちは何を学ぶか?
日時 令和元年8月24日(土)盛会のうちに終了
会場 たちばな職員研修センター
神戸市中央区橘通3丁目4-2
参加費 無料
定員 120名(事前予約不要)
内容
◆映画観賞
「夜明け前―呉秀三と無名の精神障害者の100年」
◆対談: 藤井克徳 (日本障害者協議会代表/きょうされん専務理事)
田中 究 (ひょうごこころの医療センター院長)
 司会: 池山美代子(きょうされん精神部会会長)
 
主催公益財団法人日本精神衛生会
きょうされん兵庫支部
神戸市精神障害者社会復帰施設連盟
 
●お問い合わせは
  財団法人日本精神衛生会事務局
  電話&fax 03(3269)6932  z-seisin@dc4.so-net.ne.jp
       

 

第74回精神保健シンポジウム(大津)

テーマ こころを育む眠り
日時 平成30年11月25日(日)盛会のうちに終了
会場 滋賀医科大学リップルテラス2階
滋賀県大津市瀬田月輪町
参加費 無料
定員 150名(事前予約不要)
内容
◆基調講演「生涯を通じた睡眠とこころの健康」
講師: 内山 真(日本大学医学部教授 日本睡眠学会理事長)
◆シンポジウム
「育ち盛り世代の眠りと健康・発達・生産性 ~お母さんと子ども、大学生、労働世代まで~」
講師: 松尾 雅博(滋賀医科大学精神医学講座講師)
阪上由子(滋賀医科大学小児発達支援学講座特任准教授)
鈴木幸之助(滋賀医科大学産科学婦人科学講座助教)
坂井有里枝(滋賀医科大学メンタルヘルス研究会)
立岡弓子(滋賀医科大学看護学科臨床看護学講座教授)
鷹見将規(滋賀医科大学睡眠行動医学講座特任助教)

司会:

栗山健一(滋賀医科大学精神医学講座准教授)
河村奈美子(滋賀医科大学看護学科臨床看護学講座教授)
 
主催 公益財団法人日本精神衛生会
滋賀医科大学医学部精神医学講座
 
●お問い合わせは
  財団法人日本精神衛生会事務局
  電話&fax 03(3269)6932  z-seisin@dc4.so-net.ne.jp
       

 

第73回精神保健シンポジウム(岡山)

テーマ

セクシャリティーの多様性について語り、感じ、知る

日時 平成30年7月21日(土)盛会のうちに終了
会場

Junko Fukutakeホール(岡山大学医学部内)
岡山市北区鹿田町2-5-1

参加費 無料
定員 200名(事前予約不要)
内容
◆基調講演
講師: 庚 純 (大阪医科大学神経精神医学教室准教授)
座長: 山田了士(岡山大学大学院精神神経病態学講座教授)
◆シンポジウム
講師: 鈴木冨美子(プラウド岡山代表)
難波祐三郎(岡山大学病院ジェンダーセンター教授)
松尾真治(倉敷市教育委員会・人権教育推進室主幹)
南和行(なんもり法律事務所弁護士)

司会:

山田了士(岡山大学大学院精神神経病態学講座教授)
松本洋輔(岡山大学病院ジェンダーセンター)
 
主催 公益財団法人日本精神衛生会
岡山大学大学院精神神経病態学講座
 
●お問い合わせは
  財団法人日本精神衛生会事務局
  電話&fax 03(3269)6932  z-seisin@dc4.so-net.ne.jp
       

 

第72回精神保健シンポジウム(千葉)
テーマ

子どもと親のこころの今何がおきているのか

日時 平成29年9月16日(土)盛会のうちに終了
会場

千葉大学医学部第一講堂

参加費 無料
定員 100名(事前予約制)
内容
◆基調講演
「ライフサイクルと発達障害:いじめ、虐待との関連を含めて」
 松本英夫(東海大学医学部専門診療学系精神医学教授)
◆シンポジウム

「児童精神分野としての発達障害(ADHD/ASD)とストレス関連性障害・虐待(PTSD)」 
 高岡昂太(千葉大学子どものこころの発達教育研究センター特任准教授 
「成人精神分野としての虐待の背景(親の双極性障害・ADHD・虐待の連鎖)」
 伊豫雅臣(千葉大学医学研究院精神医学教授)
「司法精神医学領域としての虐待の問題(我が子殺し・背景には産後うつ病や精
神病性障害など)」
 椎名明大(千葉大学社会精神保健教育研究センター特任准教授)

 
主催 公益財団法人日本精神衛生会
千葉大学大学院医学研究院精神医学
 
●お問い合わせは
  財団法人日本精神衛生会事務局
  電話&fax 03(3269)6932  z-seisin@dc4.so-net.ne.jp
       

 

第71回精神保健シンポジウム(札幌)
テーマ

身近なひとの“こころの危機”に向き合う

日時 平成29年5月13日(土)盛会のうちに終了
会場

札幌医科大学臨床教育研究棟講堂

参加費 無料
内容
◆シンポジウム

講師:
張 賢徳(帝京大学溝口病院精神科教授)
南 槇子(北海道いのちの電話理事長)
吉野淳一(札幌医科大学保健医療学部精神看護学教授)
阪中順子(四天王寺学園教員)
司会:
河西千秋(札幌医科大学医学部神経精神医学講座教授)

 
主催 公益財団法人日本精神衛生会
共催 札幌医科大学
 
●お問い合わせは
  財団法人日本精神衛生会事務局
  電話&fax 03(3269)6932  z-seisin@dc4.so-net.ne.jp
       

 

第70回精神保健シンポジウム(高松)
テーマ

社会と繋がる認知症

日時 平成28年8月24日(水)盛会のうちに終了
会場

香川大学医学部臨床講義棟2階

参加費 無料
内容 ◆対談

「認知症を支える家族の立場から」
中村 祐 (香川大学医学部精神神経医学講座教授)
瑞田 信弘 (称讃寺 住職)

◆シンポジウム

「若年性認知症の支援」
若年性認知症の施策 安藤正純(香川県健康福祉部長寿社会対策課)
若年性認知症の就労支援 松原文子(高松市社会福祉協議会事務局次長)
若年性認知症の支援の実際 野上貴史(社会福祉法人 守里会)
実際の支援を受けて 好井貞夫 (当事者)
支援者グループ 松木香代子(認知症の人と家族の会香川県支部世話人代表)
司会:角 徳文(香川大学医学部精神神経医学講座)

◆特別講演 

「岡野弘幹 トーク&コンサート~響命~」
座長:中村 祐 (香川大学医学部精神神経医学講座教授) )

 
主催

公益財団法人日本精神衛生会
香川大学医学部医学系研究科精神神経医学講座

 
    ●お問い合わせは
  財団法人日本精神衛生会事務局
  電話&fax 03(3269)6932  z-seisin@dc4.so-net.ne.jp
       

 



第9回国際早期精神病学会

当会が共催した精神疾患の予防と早期治療に関する国際会議2014(第9回国際早期精神病学会)は、平成26年11月17日(月)-19日(水)まで京王プラザホテルにて開催され、内外から多数が参加し盛会のうちに終了しました。
また11月16日(日)には本会議の開催を記念した市民公開講座が早稲田大学大隈講堂で開催され、尾木直樹先生の講演に多くの市民が参加されました。本会議・市民公開講座の開催にあたり、寄附を賜りました製薬会社様、当会会員の皆様などに心からお礼申し上げます。
なお、会議の収支につきましては、纏まり次第ご報告いたします。

 

第9回国際早期精神病学会(平成26年11月17日-19日)を終えて
水野雅文

精神疾患を早期に発見し、
患者さんの社会生活を
維持するために

第9回国際早期精神病学会組織委員長 
公益財団法人日本精神衛生会理事
東邦大学医学部 教授
 水野雅文

精神疾患の発病を遅らせることができれば、患者さんの人生が変わる

 アジア初開催となった本学会に、世界中から多くの方が参加し、盛況のうちに終えることができました。元々、統合失調症という病気の早期発見、早期治療を目的としていた学会ですが、今回のテーマは「To the New Horizon」。統合失調症だけでなく、精神疾患全般についても早期発見することを念頭に掲げていました。対象とする疾患の裾野が広がったことは、今回の大きな成果の一つです。また、そうした意識をアジアとしても共有することができました。アジア諸国においても、精神疾患に罹患してから専門家の支援を求めるまでにとても時間がかかり、回復を遅らせていることは共通の大きな課題となっています。

 精神疾患を発病する徴候として、眠れない、食欲がない、だるい、不安になるといった共通の症状があります。今回発表された研究の中に、精神疾患になる危険性の高い「ウルトラハイリスク」とされる集団に対し、薬物療法ではなく、認知行動療法や環境調整といった治療を早期に行うことで、発病する人の割合が下がったという報告がありました。つまり、精神疾患に対して早期に治療を行うことで、発病を防いだり、先延ばしにすることが可能だとわかったのです。

 発病を先延ばしにすることは患者さんのその後の人生にとって非常に大きな意味をもちます。例えば、高校生で統合失調症を発病し、30歳でようやく病気がよくなっても、それから就職先を見つけるのは容易ではありません。一度でも社会で働いたことのある人とそうでない人では、社会に復帰する難しさが異なります。できるだけ発病を遅らせることは極めて重要なことなのです。

 長期の予後を見据えて早期介入をする。そのために、学校の養護教諭の先生や、地域の保健師さんに精神疾患に対する正しい知識をもってもらい、早期発見につなげていったり、あるいは行政とも方向性を共有し、早期発見に向けた取り組みを地域や社会の中に根付かせていくことが必要です。

 今回併催した日本精神保健・予防学会と公益財団法人日本精神衛生会の市民公開講座では尾木直樹先生が講演をされました。精神疾患においては、普段から心の健康について積極的に取り組んだり、ストレスの少ない環境づくりを行ったり、予防的観点も欠かすことはできません。医療と精神保健の双方が連携した取り組みを今後も進めていく必要があると考えています。

2014年11月17日-19日に、東京の京王プラザホテルにて開催された。およそ800名が参加し、会場は盛況だった

2014年11月17日-19日に、東京の京王プラザホテルにて開催された。およそ800名が参加し、会場は盛況だった

国内外から参加者が集い、貴重な情報交換の場となった ロビーには、ポスターによる研究発表も展示

国内外から参加者が集い、貴重な情報交換の場となった

ロビーには、ポスターによる研究発表も展示



市民公開講座(平成26年11月16日)

第9回国際早期精神病学会の開催に合わせ、平成26年11月16日に公益財団法人日本精神衛生会は日本精神保健・予防学会とともに市民公開講座を大隈記念講堂にて開催し、尾木ママこと法政大学教授の尾木直樹先生が「子どものこころを育てる大人の関わり方」というテーマで講演を行った。尾木ママこと法政大学教授の尾木直樹先生に話を伺った。

水野雅文

子どもの
こころを育てる
大人の関わり方

尾木直樹
教育評論家
法政大学教職課程センター長・教授
臨床教育研究所「虹」所長

子どもをいかに「自立」へと導くかが、最も重要な親の役割

「自立」からは ほど遠い若者たち

 今回の市民公開講座は、これまでの講演と比べて、聴講者の皆さんの真剣な様子が印象的でした。子育ての悩みや不安が切実なのですね。
最近、親子の関係が変化してきています。子どもに反抗期がない、相談事は友人よりも親にする、高校生や大学生になっても親子で一緒にお風呂に入る。以前は考えられなかったようなことが増えています。親子の仲がよいのは素敵なことですが、仲がよいのをこえて「依存」の関係に進んでしまっては危険です。
子どもが大人へと成長するうえで最も重要な課題は「自立」です。ところが、精神的にも性的にも自立ができておらず、何から何まで親がいないと決められなかったり、親と一緒でなければ不安になったりする若者が増えているのです。親としては一生懸命面倒を見ているつもりでも、それが将来的な子どもの幸せにはつながらないことが大いにあり得ます。

「きずな依存」が孤独を深める

  今の子どもたちは、LINEなどのSNSによって24時間友人とつながっている状態です。返信をしなければいじめの対象になるかもしれないという不安から、絶えず着信や返信を気にしています。
本来、思春期には親から離れて友との関わりを深める発達特性があります。ところが、友人とのLINEなどでのやりとりにあまりにも多くの時間を取られて、「きずな依存」ともいうべき状態に陥ってしまい、精神的に疲れてしまう子どもたちが多いのです。あまり深く考えずに送ったメッセージであらぬ誤解を招き、友人関係がぎくしゃくしてしまうことも少なくありません。以前よりも友情の築き方が複雑になった結果、孤独が深まり、安心できるのは家族だけ、という子どもが増えています。
私はLINEやスマホが悪いと言いたいのではありません。大切なのはそうしたツールをどのように使用するかなのです。実際に自治体や学校がスマホなどの利用を制限したり、子どもたちが自らルールを決めたりする取り組みが始まっています。こうした取り組みによって、ネット依存の問題は改善していくと思います。

「自己決定」が子どものこころを育てる

 子どもが親に依存してしまう一方で、親が子どもに依存してしまうという問題もあります。親自身が自己実現をできておらず、子どもにしか生きがいを見いだせなくなったり、子どもを自分の思うがままに育てようとしたりしてしまう。親が精神的に自立できていなければ、親子間の依存が生まれる危険性はグンと高まります。
自立へ向けて子どもの心を育てるために、最も重要なのは「自己決定」です。子どもが自分で何かを決定する経験を積まないかぎり、「自己肯定感」も「自己責任感」も高まりません。例えば、子どもが高校へ進学するときに、どの高校に進学するかを親が決めたとします。すると、その高校でうまくいかないことや嫌なことが出てきたときに、子どもは必ずといっていいほど「自分は別の高校に行きたかったのに、親が決めたからだ」と、親のせいにしてしまうのです。
そうではなくて、子ども自身に決めさせることが必要なのです。そうすれば、うまくいかないことがあっても、「自分で決めたことだから仕方ない」という自己責任感が身に付きますし、それを乗り越える力も生まれてきます。逆に自分の選択がうまくいけば、自己肯定感が高まり、折れない心、つまり「レジリエンス」が強くなります。困難にぶつかったとしても、「今までも、様々な壁を忍耐強く乗り越えてきたじゃないか」と、前向きに考えられるのです。このように、うまくいっても、そうでなくても、「自己決定」はすべて子どもの成長につながるのです。

子どもに自分で決めさせることは、決して放任するということにはなりません。何でもかんでも親が決めて自立の芽を摘んでしまうことこそ注意すべきなのです。

 

朝日新聞平成27年2月21日朝刊(広告)から
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