大正大学教授 村瀬 嘉代子
今日、世の中はあらゆる領域で、かつさまざまなレベルで体制化が行き渡っています。自分の家族生活をどう進めていくかは、いまでも基本的にそれぞれの家族に委ねられており、自由があります。そう考えると、一見難しさが多くあるように思われる家族生活の維持も創造の余地のある楽しい営みである、と考えられます。家族間の豊かなコミュニケーションを保つこと、それはこころの治癒や成長を助ける精神保健の源泉といえましょう。
はじめに 家族生活の持つ難しさ 聴くということ 言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーション 家族生活は創造の場
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