 |
No.7 IT企業とメンタルヘルス
〜メンタルヘルス指針の解説と取り組み事例〜 |
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 健康支援室森田美保子
イラスト 平塚 敬子
ご家族の対応について
いちばん早く心の病に気づくのは家族とも言われています。同居していれば、帰宅時間が遅い、顔色が悪いなど普段と異なる様子に早く気づきますが、単身赴任等で別居している場合はなかなかそうもいきません。別居でコミュニケーションをとる機会が少なければそれを多くする機会を増やしてみてください。
もし本人が調子を崩して病院を受診する場合は、同伴されることをお勧めします。普段の様子について家族からも話をすることで適切な治療につながることもありますし、心配な点について主治医と話をすることで本人に対するサポートを強化することもできます。最近、休業中の復職支援（リワークプログラム）を実施している機関が増えています。その利用について、主治医に相談してみるのもよいでしょう。
はじめに
なぜIT企業に心の病が多いといわれているのか？
IT企業のメンタルヘルス取り組み事例について
ご家族の対応について
まとめ
