| 元 都立中部総合性新保険福祉センター |
長尾佳子 |
| 高齢者精神医療相談担当 精神科医師 |
7.おわりに
お年寄りの「暮らし」の維持は、お年寄りの心身の条件のみならず、生活を取り巻く総ての「条件」を少しでも「よくする」ことがもっとも大切なことです。常に「安心」、「安全」、「安住」を最良の贈り物として、配慮することを心がけましょう。
インターネットなどで、地域の社会資源など利用できるさまざまな情報を知ることができます。情報収集に協力することで次世代の人々も高齢者の介護、福祉、医療に関心をもつ機会にもなります。(日本老年精神医学会、高齢者のメンタルヘルス、高齢者の精神医療、痴呆性高齢者の介護、WAM NETなどで検索)
「家族会」など介護する家族の「仲間づくり」も、同じ立場のひとびとが、励まし、助けあう大きな力となります。
永年、今の社会の礎として蔭に日なたに貢献され高齢に至った方々が満足して人生を全うされるための「支え」を通して、わたしたちの「老後」を学ぶことも意義あることと思います。

1.はじめに
2.高齢者との関わりと生活面での配慮
3.福祉サービスの活用
4.高齢者支援の相談窓口
5.医療機関への受診
6.リハビリテーション
7.おわりに